【医師監修】発熱・高熱後の体力低下を防ぐには?札幌市南区の内科が教える受診目安と回復リハビリ

院長監修|患者向け医療解説コラム

発熱・高熱が続くとき、
まず知っておきたいこと

「熱が下がらない」「何日も繰り返す」。
そのお熱の原因と、正しい病院の選び方・自宅でのケアを、
内科専門医がわかりやすくお伝えします。

監修:石井吉文 院長(内科・地域総合診療専門医)
最終更新:2026年4月
読了目安:約12分
内科・神経内科・リハビリテーション科

監修医師
内科・神経内科・地域総合診療
石井 吉文(いしい よしふみ)

南札幌脳神経外科 院長 | 日本内科学会 認定医
地域総合診療専門医・指導医 | 札幌市南区にて地域医療に従事

01

「発熱」とは何度から? 体温の正しい見方

「なんとなく熱っぽい」と感じても、何度からが「発熱」なのか、
意外と正確に知らない方は多いものです。

医学的には、わきの下で測った体温が37.5℃以上を「発熱」
38.0℃以上を「高熱」と呼びます。

ただし、体温には個人差があります。
36℃台が普通の方もいれば、37℃近くが平熱という方もいます。
「いつもの自分の体温」を日ごろから知っておくことが、発熱に気づく第一歩です。
健康な日に体温を測り、メモしておくことをお勧めします。

▎お熱の程度と、だいたいの対応の目安

🌡️

微熱(37.0〜37.4℃)

「なんとなくだるい」程度が多いです。ただし2週間以上続く場合は要注意です。思わぬ病気が隠れていることがあります。

🔥

発熱(37.5〜37.9℃)

風邪やウイルス感染の初期に多く見られます。水分を取りながら安静に過ごしましょう。翌日も続く・悪化するなら受診を考えてください。

⚠️

高熱(38.0〜38.9℃)

インフルエンザや肺炎などで見られます。体の節々の痛みや食欲のなさが伴うことが多く、2日以内に受診することをお勧めします。

🚨

39℃以上の高熱

意識がぼんやりする・けいれん・呼吸が苦しいなどが伴う場合はすぐに救急受診が必要です。高齢の方は特に注意してください。

※ 体温は朝と夕方など、毎日同じ時間・同じ場所(わきの下)で測ると比較しやすくなります。耳や額で測る体温計は、わきの下より少し高めに出ることがあります。

熱は「病気そのもの」ではなく、体が悪いものと戦っているサインです。
ただし、3日以上続くお熱・繰り返すお熱・ほかの症状が一緒に出ている場合は、
かならず医師に診てもらいましょう。

「いつから・何度・どんな症状があるか」を手帳やメモに書いておくと、
受診のときに医師に伝えやすくなります。

02

体はなぜ熱を出すのか

「熱が出るのは悪いこと」と思いがちですが、実は違います。
熱は、体がウイルスや細菌と戦うために、自分で出しているものです。
体温が上がると、免疫(体を守る力)が活発になり、病原体をやっつけやすくなります。

その仕組みを、4つのステップでご説明します。

ステップ1 | 体の中にウイルスや細菌が入ってくる

ウイルスや細菌が体に入ると、体の防衛隊(免疫細胞)がすぐに感知します。そして脳に向けて「熱を出せ」という信号を送ります。

ステップ2 | 脳が体の温度設定を上げる

脳の「体温調節センター」が指令を出し、体温を意図的に上げます。血管を縮めて熱を逃さないようにし、筋肉をふるわせて熱をつくります。これが「さむけ・ぞくぞく・ふるえ」の正体です。

ステップ3 | 高い体温で免疫が活発に働く

体温が上がると、体の防衛隊の動きが速くなり、ウイルスや細菌を退治しやすくなります。熱は「体が治ろうとしているサイン」でもあります。

ステップ4 | 汗が出て、熱が下がってくる

ウイルスや細菌を退治すると、体は不要になった熱を汗として出します。「汗が出てきた」は、熱が引き始めているサインです。このとき水分が失われるので、こまめに水分を補給してください。

💡 解熱剤(熱さまし)はいつ使えばよいですか?

解熱剤は「熱を下げる薬」ですが、病気の原因を治す薬ではありません
つらさを和らげるための薬です。

次のような場合は、使っても問題ありません。
・熱がつらくて眠れない
・食事や水分が取れない
・体のだるさがひどい

逆に、熱があっても水分が取れていて比較的元気な場合は、
無理に下げなくてよいこともあります。

薬の選び方の目安:
・カロナール(アセトアミノフェン):胃に優しく、高齢の方にも比較的使いやすいお薬です。
・イブプロフェン・ロキソプロフェン(ロキソニンなど):解熱効果は強めですが、胃や腎臓への負担があります。空腹時は避けてください。

3日以上飲み続けても熱が下がらない場合は、必ず受診してください。
飲んでいるお薬がある方は、薬剤師や医師にご相談のうえ使用してください。

03

熱が続くときの主な原因

「ただの風邪だろう」と思っていても、別の病気が隠れていることがあります。
特に3日以上続く熱・解熱剤が効かない・ほかの症状も出てきた場合は注意が必要です。
主な原因を6つに分けてご説明します。
🦠

ウイルスによる感染症

インフルエンザ・新型コロナウイルス・風邪ウイルスなど。急な高熱と全身のだるさが特徴です。多くは1週間ほどで自然に回復しますが、高齢の方や持病のある方は重症化しやすいため、早めの受診が大切です。

🧫

細菌による感染症

肺炎・膀胱炎・腎臓の感染(腎盂腎炎)・のどの炎症(扁桃炎)など。抗生物質が必要な場合が多く、自己判断での市販薬は危険なことがあります。熱と一緒に、せき・排尿時の痛み・腰の痛みなどがある場合は受診を

🔬

長引く微熱・原因不明の熱

3週間以上続くお熱は「原因不明の発熱」と呼ばれ、血液の検査や画像検査で丁寧に調べる必要があります。関節リウマチなどの自己免疫疾患や、がんの初期症状として現れることもあります。「なんとなく続く微熱」も放置しないでください。

🧠

脳・神経系の病気

脳の膜が炎症を起こす「髄膜炎」・脳そのものが炎症を起こす「脳炎」などでも高熱が出ます。高熱+激しい頭痛+首が曲げにくいという3つの症状が重なった場合は、すぐに救急受診が必要です。

💊

お薬の副作用による熱

「薬剤熱」といって、飲み始めた薬が原因で熱が出ることがあります。新しいお薬を飲み始めた数日後に38℃前後の熱が続き、でも比較的元気、という場合に疑います。現在飲んでいるお薬は、受診時に必ずお伝えください。

🏥

その他の原因

夏の熱中症・甲状腺の病気・血のかたまりが血管に詰まる病気(血栓症)なども発熱の原因になります。持病のある方は、健康な方より小さな感染でも重症化しやすいため、少しでも様子がおかしいと感じたら早めにご相談ください。

💡 風邪と肺炎、どう見分ける?

高齢の方の肺炎は、若い方とは違い、高熱が出ないこともあります
「食欲がない」「元気がない」「いつもと様子が違う」だけの場合でも、肺炎のことがあります。

次のうち1つでも当てはまる場合は、肺炎の可能性を考えて受診してください。
・熱が3日以上続いている
・せきが悪化している、または黄色・緑色のたんが出る
・息苦しい・胸が痛い
・ほとんど水分が取れていない
・「なんかいつもと違う」と感じる

「大げさかな」と思わず、気になったらお電話でご相談ください。

04

どの病院・診療科に行けばよいか

「どの科に行けばいいかわからない」という声をよく聞きます。
迷ったときの基本的な考え方をお伝えします。
🏥 まずここへ

「内科」がお熱の相談窓口です

熱が出たとき、原因がわからない段階では内科(かかりつけ医)が最初の相談先として最も適しています。
血液の検査・胸のレントゲン・インフルエンザやコロナの検査などを行い、原因を調べます。
必要であれば専門の科へご紹介します。

来院の前に必ずお電話ください。
発熱がある場合、ほかの患者さんへの感染を防ぐため、
別の入口や時間帯でご案内することがあります。
飛び込みでいらっしゃると、お待ちいただく場合がございます。

🧠 神経内科が関わるケース

熱と一緒に、頭痛・ふらつき・手足のしびれがある場合

お熱に加えて激しい頭痛・首が曲げにくい・意識がぼんやりする・手足のしびれや力が入らないといった症状が出た場合は、
脳や神経に関わる病気の可能性があります。

こうした症状は早めの対応が大切です。
当院では内科と神経内科が連携して診察し、必要な場合は速やかに専門病院へご紹介します。

🚑 すぐに救急へ

「待てない」症状はためらわず119番か救急外来へ

39℃以上の高熱・意識がおかしい・けいれんした・呼吸が苦しいなどの症状がある場合は、
クリニックではなく救急病院(救急外来)へ行ってください。
「自分で歩いて行ける」と思っても、急変する可能性があるため無理な移動は危険です。
ためらわず119番をお呼びください。

🕐 受診のタイミングの目安

今すぐ救急:39℃以上が続く・意識の変化・けいれん・呼吸困難

翌日までに受診:38℃台が2日以上続く・解熱剤が効かない・水分が取れない

数日以内に受診:37.5℃前後が数日続く・他の症状も気になる・持病がある高齢の方

📋 受診のときに伝えると助かること

① 熱が出た日と、これまでの体温の変化
② 一緒に出ている症状(せき・のどの痛み・おなかの痛みなど)
③ 最近の旅行・感染者との接触
④ 現在飲んでいるお薬・持病・アレルギー
⑤ 予防接種の状況(インフルエンザ・コロナ・肺炎球菌など)
⑥ 最近、山や野外に行ったか(虫刺されの確認のため)

05

札幌・北海道ならではの注意点

北海道の気候や自然環境には、本州とは異なる感染症のリスクがあります。
地元ならではの注意点を知っておくことが、早めの受診・早めの回復につながります。
🐭 北海道特有の感染症

エキノコックス(きつねの寄生虫)に注意

北海道のキタキツネには、エキノコックスという寄生虫が感染していることがあります。
山菜採り・庭仕事・野外での活動のあとに、汚染された土や水を口にすることで感染します。

怖いのは、感染してから症状が出るまで5年から15年かかることです。
初期は微熱や倦怠感程度で気づきにくく、発見が遅れがちです。
「みぞおちの右側の重さや違和感」「なんとなく続く微熱と体重の減少」がある方は、
一度内科でご相談ください。

予防のために、野外での活動後は必ず石けんで手をしっかり洗ってください。
沢や湧き水を直接飲むことは避けましょう。

🌨️ 冬の感染症

長い冬は感染症が広がりやすい季節です

北海道の冬は、寒さで窓を締め切ることが多くなります。
換気が不十分になると、インフルエンザ・ノロウイルスなどの感染症が室内で広がりやすくなります。

また、暖房で部屋の空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜が乾いてウイルスが入りやすくなります。
加湿器を使って湿度を50〜60%に保つと効果的です。

毎年秋のインフルエンザワクチン・肺炎球菌ワクチンは、特に高齢の方にとって大切な予防策です。
接種がまだの方は、ぜひご相談ください。

🌿 春から秋のアウトドア

山菜採りやハイキング後の発熱は要注意

北海道の草むらや山では、マダニという小さな虫に刺されることがあります。
マダニは感染症を運ぶことがあり、刺されてから1〜2週間後に発熱・頭痛・だるさが出ることがあります。

アウトドアの後に熱が出た場合は、「山や草むらに行った」ということを医師に必ず伝えてください。
予防のために、屋外では長袖・長ズボンを着用し、帰宅後は体全体を確認する習慣をつけましょう。

06

受診を考えるサインのセルフチェック

今の状態を確認してみましょう。
あてはまる項目をタップ(または押す)と色が変わります。
当てはまる数が多いほど、早めの受診をお勧めします。

あてはまるものはありますか?(いくつでも選べます)

お熱が3日以上続いている(または繰り返している)

体温が38.5℃以上になることがある

市販の解熱剤を飲んでも熱が下がらない、またはすぐ戻る

頭が痛い・首が痛い・体がひどくだるい

せきがひどい・息が苦しい・胸が痛い

水やお茶がほとんど飲めない状態が半日以上続いている

おしっこの量がいつもより極端に少ない、または色がとても濃い

意識がぼんやりする・ふらつく・いつもと様子が違う

65歳以上、または糖尿病・心臓病・腎臓病などの持病がある

最近2週間以内に、海外旅行・虫刺され・感染者との接触があった


※ このチェックは受診の参考にするためのものです。診断ではありません。

07

すぐ救急へ! 見逃してはいけない症状

次のような症状が1つでも出た場合は、
クリニックが閉まっていてもためらわず119番か救急外来へ行ってください。
時間がたつほど危険になる状態が含まれています。

今すぐ119番・救急外来へ

次の症状がある場合は、すぐに救急へ連絡してください

40℃以上の高熱が何時間も続き、呼びかけても反応がおかしい

高熱と一緒に激しい頭痛・首の後ろが曲げにくい(脳の膜の炎症の疑い)

けいれん(手足がガクガク震える)が起きた

息が苦しい・唇や爪が青紫色になっている

皮膚に急に広がる赤い発疹・小さな点状の出血が現れた

胸が締め付けられる・激しい動悸・突然気を失った

言葉がうまく出ない・手足に力が入らない・物が二重に見えるなど脳卒中を疑う症状

抗がん剤や免疫を抑えるお薬を使っているときに38℃以上の熱が出た

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自宅でできる正しいケア

38℃未満で、比較的元気があり、水分が取れている場合は、
まず自宅でのケアを丁寧に行いながら様子を見ることができます。
ただし、3日以上続く・症状が悪化する・水分が取れない場合は迷わず受診してください。
💧

水分補給を一番に

熱が出ると汗で水分が失われます。水・お茶・スポーツドリンク・経口補水液(OS-1など)を、少量ずつこまめに飲みましょう。目安は1時間にコップ1杯程度。「飲めない」と感じたら脱水のサインです。高齢の方は特に注意が必要です。

🛏️

しっかり安静に

体が病原体と戦っているときは、横になって休むことが最大の回復策です。「少し楽になった」と感じても、すぐに動き回ると悪化することがあります。熱が平熱に戻ってから、さらに1〜2日は無理をしないでください。

🌡️

体温を記録しておく

朝・昼・夕方・夜の4回、体温を測って手帳やメモ帳に書いておきましょう。「いつ・何度・どんな症状だったか」の記録は、受診のときに医師がとても参考にします。難しければ、日時と体温だけでも十分です。

🍚

消化の良いものを少しずつ

食欲がなくても、おかゆ・うどん・豆腐・バナナなど、胃に負担の少ないものを少しずつ食べましょう。無理に食べる必要はありませんが、水分だけは必ず確保してください。お吸い物やスープも水分補給になります。

🧊

冷やす・温める、使い分けを

ぞくぞく・ふるえがあるうちは体を温めてください。体が熱く感じて汗が出始めたら、額や脇の下・足の付け根(鼠径部)を冷やすと楽になります。北海道の冬は暖房で空気が乾燥しがちです。加湿にも気をつけてください。

🏠

家族への感染を防ぐ

感染症の場合、家族への感染を防ぐことも大切です。こまめな換気(1時間に1〜2回・5分程度)・タオルや食器を分ける・部屋から出るときはマスクをつける。手洗いは石けんで20秒以上が基本です。

💡

汗をかいたら、すぐに着替えましょう
汗で湿った衣類を着たままでいると、体が急速に冷え、また「ぞくぞく→体温上昇」のくり返しが起こりやすくなります。
汗をかいたらすぐに着替え、体を清潔に保つことで回復が早まります。
高熱のときは入浴は体力を使うため、ぬれたタオルで体を拭く「清拭」の方がお勧めです。
シャワーを使う場合は、短時間にしてください。

09

熱が下がった後の体力低下について

「熱は下がったのに、体がだるくて動けない」というお声をよく聞きます。
これは、数日間寝込んでいる間に筋力や体力が落ちているために起こります。
特に高齢の方は1週間の安静で筋力が大きく低下することがわかっています。
「熱が下がればすぐ元通り」と思わず、無理をしないことが大切です。
🌱 体力を取り戻すためのヒント

焦らず、少しずつ体を動かしていきましょう

熱が下がった直後は、急に動こうとすると転びやすくなります。
次のような順番で、ゆっくりと体を慣らしていきましょう。

🚶 まずは「座ること」から
いきなり歩こうとせず、まずはベッドや布団の端に腰をかけるだけでも構いません。
立ちくらみがないか確認してから、ゆっくり立ち上がりましょう。
特に高齢の方は、急に立ち上がると転倒につながることがあります。
🫁 深呼吸を意識して
熱が出ている間は呼吸が浅くなりがちです。
お腹を膨らませながらゆっくり息を吸い、ゆっくり吐く「お腹での呼吸」を、
1日数回意識して行うだけで、体が楽になっていきます。
💪 椅子での足の運動から
椅子に座ったまま、足首をゆっくり上下に動かす。
それだけでも足の血流がよくなります。
慣れてきたら、ゆっくりとした立ち上がりの練習を加えてみましょう。
⚠️ 「動くとひどく疲れる」場合はご相談を
少し動いただけでひどく疲れる・翌日以降に症状が悪化するという場合は、
無理に動かず、まずは内科でご相談ください。
状態に応じて、適切な対応をご案内します。

🏥 リハビリテーション科の受診について

リハビリテーション科で専門的なリハビリを受けるためには、医師による診察と、病名に基づく指示(処方)が必要です。
すべての方がすぐに受けられるわけではありません。

「熱が下がっても体が戻らない」「ふらついて転びそうで怖い」「息切れが続く」という方は、
まず内科の外来でご相談ください
診察のうえで状態を確認し、リハビリが必要かどうか医師が判断してご案内します。
遠慮なくお声がけください。

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当院(南札幌クリニック)のご案内

当院は札幌市南区にあるクリニックです。
「どこに行けばいいかわからない」「大げさかな…」と思ったときでも、
まずはお気軽にお電話でご相談ください。
🩺

内科

発熱・風邪・インフルエンザ・肺炎・膀胱炎などの急な病気から、糖尿病・高血圧・コレステロールなどの慢性的な病気まで対応します。「何科に行けばよいかわからない」という方は、まず内科へお越しください。

🧠

神経内科

発熱と一緒に頭痛・しびれ・ふらつき・意識の変化がある場合に専門的に診察します。必要な場合は、高次医療機関(脳神経外科病院)へ速やかにご紹介します。

🏃

リハビリテーション科

発熱後に体力が落ちた・ふらつく・動けないとお感じの方は、まず内科でご相談ください。診察のうえで医師がリハビリの必要性を判断し、適切にご案内します。

🔗

3つの科が連携しています

内科・神経内科・リハビリテーション科が一つのクリニックにあります。複数の科を転々とせず、スムーズな連携のもと、発熱から回復まで一貫してサポートします。

📍 発熱がある場合は、来院前にかならずお電話を

感染を広げないために、熱がある・せきが出る・のどが痛いなどの症状がある方は、来院前にお電話ください
感染対策として、別の入口や時間帯でご案内することがあります。
事前のお電話なく来院された場合、ほかの患者さんへの感染リスクとなる場合がありますのでご協力をお願いいたします。

また、インフルエンザ・コロナの検査は、症状が出てから12〜24時間以上たってから受けると、精度が高くなります。「すぐ検査してほしい」という方も、まずはお電話でご相談ください。

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院長からのひとこと・まとめ

この記事でお伝えしたかったこと

発熱は、体が一生懸命に戦っているサインです。
大切なのは「熱がある」という事実に慌てることではなく、
いつから・何度・どんな症状があるかを落ち着いて確認し、
適切なタイミングで受診することです。

「こんなことで受診してもいいのかな」と遠慮しないでください。
3日以上続く発熱・気になる症状がある場合は、ためらわずご相談ください。
当院の内科・神経内科・リハビリテーション科が連携して、地域の皆さまに寄り添った医療をご提供します。

🌡️
「いつから・何度・どんな症状か」を手帳に記録して受診時に医師へ伝えましょう
💧
水分補給・安静・体温の記録が自宅ケアの3つの柱です
🏥
3日以上続く熱・高熱・気になる症状は、まず内科へ(来院前にお電話を)
🧠
激しい頭痛・首が曲げにくい・意識がおかしいは神経内科も関わる緊急サインです
🚶
熱後に「動けない・ふらつく」と感じたら、まず内科でご相談ください
🚨
40℃以上・けいれん・意識の変化・息苦しさはすぐ救急へ。迷ったら#7119へ

監修医師プロフィール

石井吉文 院長より

「こんな熱で行っていいのかな」と遠慮しないでください。
不安なときは、まずお電話ください。一緒に考えます。

院長監修
石井 吉文(いしい よしふみ)

南札幌クリニック 院長
日本内科学会 認定医
地域総合診療専門医・指導医
札幌市南区にて地域医療に長年従事

この記事は、患者さんが発熱・高熱の症状を正しく理解し、
適切なタイミングで受診できるよう、中立的な立場で作成した医療情報コラムです。
個別の診断・治療を行うものではありません。
症状が続く場合は、必ず医療機関を受診してください。

【免責事項】
本記事は医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。
記載されている情報は執筆時点の医学的知見にもとづくものです。
症状が続く場合・不安を感じた場合は、必ず医療機関を受診してください。

参考資料・ガイドライン

  • 日本感染症学会「成人市中肺炎診療ガイドライン」2024年版
  • 日本内科学会「発熱・不明熱の診断アプローチ」
  • 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症後遺症(Long COVID)診療の手引き」2024年
  • 北海道保健福祉部「エキノコックス症・マダニ媒介感染症に関する啓発資料」
  • 日本リハビリテーション医学会「感染症後廃用症候群に対するリハビリテーション指針」
  • American College of Physicians. "Fever: Pathophysiology and Rational Use of Antipyretics." Annals of Internal Medicine, 2023
  • 北海道保健福祉部「救急医療・感染症相談窓口(#7119)のご案内」

本記事は医療情報の提供を目的としており、診断・治療行為を行うものではありません
症状が続く場合や不安を感じた場合は、必ず医療機関を受診してください。
発熱時は来院前にかならずお電話をお願いします(感染対策のため)
監修:石井吉文 院長(日本内科学会認定医・地域総合診療専門医)
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