ボツリヌス療法 × リハビリの併用
筋肉の過度な緊張(痙縮)をやわらげる注射と、その効果を日常生活の「動きやすさ」へつなげるリハビリ。
当院では、この“併用”を標準として、医師と療法士が連携します。
ボツリヌス療法とは
特別な薬剤を痙縮のある筋肉へ注射し、過剰な緊張を軽減します。
脳卒中後、脊髄損傷、神経疾患などに伴う「動かしにくさ」「痛み」「着替えや衛生管理の困難」などの改善が期待できます。
※効果のあらわれ方には個人差があります。効果は通常、数日〜2週間で自覚され、数ヶ月程度持続します。
実施体制
毎月 第1・第3・第5土曜日(担当医:赤池医師)
医師の予定により変更となる場合があります。また枠は限られており、最新の空き状況はお電話でご確認ください。
医師・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)が連携し、注射直後から計画的なリハビリを行います。
「注射」だけでは足りない理由 ― 併用の意義
可動域を確保するために、専門的な徒手ストレッチや姿勢の指導を受けます。さらに、セルフケアを取り入れることで、可動域制限を予防していきます。
動かしやすくなった筋を使い直す練習で、立ち座り・歩行・手の操作などに結びつけます。
着替え・整容・トイレ動作・食事など、日常生活の具体場面で練習し定着させます。
治療の流れ
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診察・評価
医師が症状・目標を確認し適応を判断。リハビリを実施している方は、担当療法士が痙縮筋・動作・痛みを評価し、医師へ報告。
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注射(ボツリヌス療法)
外来で短時間に実施。通常は入院不要です(疼痛は注射部位が中心)。
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併用リハビリ開始
ストレッチ・関節可動域訓練・姿勢調整に加え、日常動作練習を計画的に実施。
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フォローアップ
効果と副作用を確認し、必要に応じ次回投与時期や装具・自主練習を調整。
期待できること
- 動かしやすさ: 関節が動かしやすくなり、姿勢の崩れや二次的な痛みの軽減が期待できます。
- 日常生活の改善: 着替え・歩行・食事・衛生管理などの具体的な動作目標に近づけます。
- 介助量の低減: 介助しやすさや時間短縮につながり、ご家族の負担軽減にも寄与します。
安全性・副作用について
- 注射部位の痛み/内出血、力の入りにくさ、だるさ等が生じることがあります。
- 効果や持続期間(一般に数ヶ月)は個人差があります。目標に応じて投与間隔を調整します。
- 禁忌・注意すべきご病気、内服薬があります。初回診察時に医師が丁寧に確認します。
※ご不安は事前に遠慮なくご相談ください。必要に応じて説明資料をお渡しします。
よくある質問
※各質問をクリックしてください
ボツリヌス療法後の入院しての集中的なリハビリをご希望の方はご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
ボツリヌス療法は予約制です。
毎月 第1・第3・第5土曜日に実施(変更の可能性あり)。
直近の空き状況や詳細は、お電話(代表)や診察でご相談ください。

